どこか見覚えのある空っぽのうら寂れた空間がある。 グローランプに電圧が印加され、蛍光灯が放電=点灯する。 →そこに存在1+存在2+存在3が現れる。 ラジオカセットレコーダー=ラジカセから、今はなき教育番組の音楽が流れる。 どこからともなくゴムボールが転がってくる。 存在たちは見立てを使った遊び=Playを繰り返す。 やがて、存在たちの中に問い=Qが生まれる。
企画意図
劇団不労社では、2022年度より本公演とは異なる実験的な作品上演の場として〈FLOW series〉を始動させ、第一弾として、22年10月に『悪態』という作品を上演しました。 本作では、参照するモチーフの一つとして、「Liminal Space」と呼ばれる、アメリカの匿名掲示板発祥のネットミーム/クリーピーパスタ(都市伝説)を取り上げています。 「Liminal Space」は凡そ「境界的空間」を意味し、例えば「明け方のショッピングモール」や「夏の学校の廊下」等、何かと何かの「中間領域」に現れた瞬間を捉えた画像群として解釈されます。 これらのイメージがもたらす不気味さと懐かしさから着想を得て、本作では会場となる空間自体の質感や情緒を最大限引き出す、いわば「空間への当て書き」と言える作劇方法を採用しました。 上演空間に大きく左右される作品の性質上、新たな空間との出会いを求め、昨年には『悪態_2307』とタイトルを改め、金沢・大阪ツアーを行いましたが、今年は新たに『悪態Q』として、京都・東京・豊岡での三都市ツアーを企画しました。 “そこ”にしか現れない瞬間を是非目撃ください。
設営プラン=竹腰かなこ 音響×演出助手=上原優香 照明協力=河西凪彩 舞台監督=村田瞳子(京都+東京公演)×脇田友(豊岡公演) ドラマトゥルク=泉宗良×キャメロン瀬藤謙友 スクリプトドクター=森岡拓磨 宣伝美術=永淵大河 宣伝映像=畑野亮 特設HP=三村るな 制作=吉岡ちひろ×劇団不労社 制作部 制作協力=飯塚なな子(東京公演)×永澤萌絵(豊岡公演) 協力=うさぎの喘ギ×劇団散り花×コトリ会議×白いたんぽぽ×人身工場ゲロリスト×ソノノチ×ツレヅレ×(劇)ヤリナゲ×冷凍うさぎ×吉本興業株式会社×アートコミュニティスペースKAIKA(一般社団法人フリンジシアターアソシエーション) 主催×企画×製作=劇団不労社 助成=アーツサポート関西
劇団不労社 presents FLOW series vol.3『悪態 Q』インタビュー23日(金) | - | - | 19:30 |
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24⽇(⼟) | 12:00 | 17:00 | - |
25⽇(⽇) | 12:00 | 17:00 | - |
6日(金) | - | - | 20:00 |
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7⽇(⼟) | 12:00 | 17:00 | - |
8⽇(⽇) | 12:00 | 17:00 | - |
14⽇(⼟) | 20:00 |
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15⽇(日) | 20:00 |
劇団公式HP=https://www.furosya.com/ 劇団公式X=@GekidanFurosya 劇団公式Instagram=gekidan_furosya E-mail=furosya.akutai.q@gmail.com TEL=090-4328-5694(代表・ニシダ)
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